入社日に潰瘍性大腸炎と診断されたんだが

仙台のIT企業で8年間勤務した後、新潟へUターン。転職先の入社当日に潰瘍性大腸炎と診断された現役へっぽこSEの日記です。

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退院しました

入院13日目、無事退院できました。

 

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感傷的になって、海に沈む夕日を撮りたかったのだが、

場所と天気と撮影の腕の未熟さのせいで色々ダメだった。くぅ...

慣れないことはするものじゃないね(笑

 

中央にあるのは「朱鷺メッセ」という新潟のシンボルタワー的な存在で、

最近ではG7農業サミットが催されたり、企業の合同説明会があったり、

幅広く活用されているらしい。

"らしい"というのは、自分が地元を離れてから建てられたものなので、

実は1度も訪れたことがないからだ。

ちなみに展望台は「Befco ばかうけ展望室」という。

...なかなかチャーミングな名前だ。

 

ということで無事退院。

請求書を見たらちょっともう本当に怖いくらいの金額だったけれど、

高額医療費限度額適用認定の対象となり、かなり免除された。

自分は前の会社を退職後、任意継続被保険者資格申請をして保険料を納めているが、

きちんと手続きをしておいて良かったとしみじみ実感する。

 

今後は引き続き薬を服用しつつ、1ヶ月後に通院、再診の予定になっている。

薬はアサコールを朝昼晩400mgを3錠ずつ、1日あたり9錠飲むように指導された。

これが1ヶ月分となると、さすがにびっくりする量だ。

アサコールは錠剤も比較的大きめなので、なおさら)

寛解状態が続いても油断せずにきちんと服用したい。

 

会社に無事退院した旨と、謝辞を伝える。

すると後ほど、わざわざ部長からTELがあり「大変だったね」と労いの言葉を頂く。

うあ...自分、まだ1分も働いていない人間なのに。

大変だったのは自分じゃなくて、同じ部署の方とか人事部の方だろうに。

色々伝えたいのに言葉が出てこない。

もはや感謝とか恐縮を通り越して、わけのわからない精神状態になってしまった。

 

正直、このブログは自分の状況をリアルタイムで書き記しているため、

やや過激なタイトルから連想されるように、途中で入社取り消しになったり、

どうにもこうにも快復せずに入社を諦めてしまったり、

会社を相手取って労働紛争を起こしたり...そういう可能性も無くはなかったと思う。

(さすがに最後のは無いかな)

 

けれど、自分の周りは思った以上に優しい世界だったらしく、

これまでの8年間のような、激務と鬱の平行線にならずに済むのかも知れない。

できれば、今後、同じような境遇に陥ってしまった方へ向けて、

「大丈夫だよ」「きっと安心していいよ」というメッセージを伝えられるような

現実を形作っていきたい。

 

家族と会社と、それからオン・オフで支えてくれた全ての方に感謝を。

そしてこれからもよろしくお願いします。

 

 


 

 

朝食

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夕食

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排便は2回。うん、順調だ。

夕方に軽く腹痛を感じたが、多分ベルトをしたまま横になってしまったから、かな?

(着替えたらすぐに収まった)

しばらくは食事だけでなく、外的刺激にも気を付けねば。